シヴィライゼーションの指導者

スターリン

スターリン

スターリン(写真左)は初代シヴィライゼーション、IVに登場するロシアの指導者。厳密にはロシアとソヴィエト連邦は同じ国ではないが、まあ同じようなものである。

中国の毛沢東とともに共産主義指導者として早くから登場したが、最近の作品では過去のロシア皇帝に出番を奪われている。

写真は第二次世界大戦中のテヘラン会談での場面。左から順にスターリン、ルーズベルト、チャーチル。

登場作品

  • シヴィライゼーション
  • シヴィライゼーションIV

性格

  • 攻撃的、軍事優先
  • 攻撃志向、勤労志向、「国有化」を好む

スターリンは共産主義者なので、もちろん勤労志向を持っていなければならない。やはりシヴィライゼーションは指導者の性格をよく表しているといえるだろう。

スターリン

最初に、スターリンは本名ではない。そしてロシアの指導者でありながら、ロシアの出身でもない。彼の本名はジュガシヴィリで、出身はグルジア(現ジョージア)である。

スターリンはレーニンの元で共産党の実務を担当していた。あまりぱっとした男ではなかったのだが、レーニンの秘書のような立場だったり、実務を担当していたり、ライバルを策略で蹴落とすことで権力を握った。

彼は疑り深い男で、人の部屋の電話機に盗聴器をつけたり、反対者や対立候補になりそうな人物を片っ端から殺していった。それは古くからの友人や同志も、もちろん例外ではなかった。ソヴィエト連邦からメキシコに亡命していたトロツキーさえも、わざわざ暗殺者を送り込んで殺すという執念深さだった。

そして、共産党大会の党員1,956名のうち、1,108名がスターリンによって処刑された。彼らは拷問によって罪を認めさせられ、人民の敵として処刑された。「大粛正」は中央の共産党本部だけに留まらなかった。

「大粛正」は軍や市民にも波及した。有名なポーランド人や朝鮮人、ドイツ人などが次々と逮捕され、処刑されていった。その数は数十万人にもなり、彼らは生きてきた痕跡も消された。「最初からそんな人はいなかった」ことにされたのである。そこにはロシア人も日本人も含まれていた。

これだけ殺してしまったのだから、第二次世界大戦が始まったときソ連軍はまともに機能しなかった。だがスターリンは首都モスクワに留まり、徹底抗戦を呼びかけた。そして逃げ出す兵士を撃ち殺すための部隊を編成することで、ソ連を勝利に導いたのだった。

戦後は東ヨーロッパを支配下に置き、核実験を成功させてアメリカと覇権を争った。やがて脳卒中で亡くなった。スターリンは誰も信用していなかったので毎晩眠る部屋を変えていて、部屋は鋼鉄で守られていた。

担当者はスターリンが起きてこないことを不審に思ったが、怖いので午後まで声をかけられなかった。おかげでスターリンの症状は悪化したという。